DIARY

日記をつけよう

小津、黒澤の映画から、戦後の日本の歴史と文化を一番知っている『外人』がドナルド・リッチーだと、私は思う。その彼が50年間のジャーナルの本を出版、大学でレクチャーした。ジャーナルを書いて、記憶を残す、というテーマを中心に、戦後の銀座の状況から現在までを、リッチーが自分の本から読んだんだけど。日本人の学生はほんの数名しか来てなくて、後は先生も生徒も外部の人も外人。日本人は自分の文化を理解しているから聞く必要がないと思うのか、どうなのか知らないが、ちょっと残念に思う。
今回彼はジャーナルをつける大切さと本のタイトルの一部にもある”how to do it”どのようにするか話してたけど、私も日記を書く事は長年していること。過去のエントリーを読み返すことはあまりないが、ウェブを編集しているときに、日記ページを見ると、あ〜こんなことしたんだ。と思い出す。でも、やはりこれも日記がないと忘れてしまう。今日はあらためて日記の大切さを感じたわ。