DIARY

生の音

横浜って町は素敵だよね。レンガの建物に港もあるし、もちろん中華街もあるけど…。

広い感じが好き。

そして、今日はコン・アモール、室内楽のコンサートを聴きに行った。

車の中でKENが録画した全盲ピアニストの辻井伸行のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのドキュメンタリーを見ていて、その中でのカルテットやオーケストラでタイミングを合わせる際、彼らはどのように合わせるか打ち合わせをしようとしたけど、ノブ君は人の呼吸を聴けば分かる。っと言うのがすごく印象的だった。

でも、今日確かに、聞こえた。

第一バイオリンが最初の音を奏でる前の呼吸はもちろん、空気の流れがあるのが感じた。

それを彼は敏感に感じてコミュニケーションを取るんでしょうね。

でも、コン・アモールも26年だって!私が2歳の時からやっているとは…。

チェロの服部さんがそろそろ引退かな?なんて口にして、始めて音楽家にも「終わり」があることに気がついた。

そう思えば、やはり何でもいつかは終わりがあるんでしょうね。

ちょっと淋しいけど仕方がないことですね。