しんみり。記念すべき初めて映画館で見た日本映画となった。世界の中心で愛をさけぶ。会話がすごく少なくて、シンプルなカットをたくさん使って、やたらと泣いて下さいとでも言うようなタイミングで音楽が流れ、ドラマチックに盛り上げるためにスローモーションも使ってた。台風のシーンがちゃっちくてストーリーよりもそのちゃっちさが悲しかったり・・・。なんかお金がかけられないのがかわいそう。だってさスポンサーはソニーですってシーンが訴えてるぐらい。ソニーのウォークマンがアップでやたらと映されたり・・・。すごい不自然なところにシェル石油が・・・。終わり方もなんとも言えない。そうやって終わっちゃうんだ・・・て思った。時間の流れ方が、もちろんハリウッドでもないし、私が勉強したイタリア映画にもない。なかなか特色のある映画だったとは思う。