ここ3日連続で映画見てる(笑) 今日はRango。 水に関わる話だけど、「水をコントロールすれば全てコントロール出来る」という台詞。 怖いけど本当だと思う。 子供向けのアニメではあるけど、実際に水がなければ生きていけないし 水の確保が自然の破壊につながる。 とてもリアルなアニメーションで現実的な問題を映し出してる気がした。 お家探し。今日は3件見た。
The Gods Must Be Crazy
1980年の南アの映画。ランスが面白いよって言う事でNetflixで借りて来た…。 アフリカの砂漠に住むBushmanがある日空から降って来たコーラのボトルをきっかけに現代の社会の文明に触れるという、なんともユニークな映画。 あ〜、もっと頭のいい事をコメントしたいのだが 今日はお昼寝しないで、今はもう12時近いから、眠くてこれ以上書けない…(苦笑)
アーティスト
とても、とても、何とも言えないほど素敵な映画だった。 アカデミー賞作品賞、そして男優賞、他3部門受賞した作品。 あまり作品について詳しく知らなかったけど、ランスと見に行きたいね〜。っと話していたので行って来た。 モナコシネマという、多分ハンツビルで一番大きいシネコン。 4時半からの上映、ギリギリ到着。劇場は既に暗くなっていたけど、明らかに人が入っていない。 映画に関しては、オシャレで、なんとも感動的なのだが、 となりに座っている年配の夫婦が、ある音声が出始めるシーンのタイミングで、ポップコーンかなんかをひっくり返したり リアクションを声に出して言うから、ムードが壊れた。 アクション映画ならまだしも、「サイレント」フィルムですから…。 最初から最後の最後まで、本当に良く出来ているし、素敵な映画。 それと、映画で出て来る4つのロケーションに行った事があるのだ! 去年のロスにいた時に行ったダウンタウンツアーで様々なハリウッド映画の舞台になった所やアルデコのビル等を訪れたのだ。 ダウンタウンツアー (映画を見た方はどれがどのシーンかお分かりでしょうか?) ブレードランナーでも使われたBradburyビルディング、 今はCicadaというレストランになっている場所、 Million Dollar Theaterの前も通ったし、 そしてパラマウントスタジオもリサとマイが来たとき行った。 なんだかちょっぴり映画通な気分(笑) 日本では4月7日に公開だって。是非是非、見て下さい。
Capitalism
面白かった。 マイケル・ムーアの映画の中で一番面白かったと思います。 全体的に明るいって言うのが一番なんだろうけどね、コロンバインもFahrenheit 9/11もシリアスなテーマだし、 SickoもRonger & Meも暗めだったかな…内容が内容なのでね。 Capitalismは資本主義に恐ろしさをムーア節で描いているんだけど、内容は濃かった。 色々カバーもしてたから、ヘビー過ぎず、だけど、すごい勢いで、 様々な資本主義がもたらした悲劇を描くから、もう一度細かく見たい。 アメリカ行く前に、こんな映画を見て、怖くなってしまったけど、自分がこれから足を踏み入れる国を理解するにはぴったり?!だったかな? この映画で登場する多くの会社からお仕事もらって映像作っている自分の立場も考えさせられますね…。
This is It!
さすが King of Pop。やっぱりオーラが全然違う。 ステージにかける特殊撮影なんかもすごいけどさ〜。 あれだけ、歌って、踊って。もう50歳だよ。全てのビジョンが彼の中に描かれて、それを伝え演出する姿。どんだけの天才なんだか! あの数日後に亡くなるなんて本当に信じられないし、もったえない。 それでいて、全然えばったりしないで、とても謙虚。 この映画を見て、Michael Jacksonがいかに偉大な人かと分かったと同時に人を愛し、地球を愛し、本当に優しい人だと感じたわ。 映画館でも拍手がわき起こって熱くなっちゃいました。 マイケルファンじゃなくても、一人の人のドキュメントとして見てみてほしいです。
地下鉄のザジ
なんとも説明のしようがない映画です 作品生誕50周年を祝って…っとのことで、1960年のフランス映画です。 地下鉄のザジ ちょこっと予告を見た時は、すごくおちゃめな女の子でかわいらしい映画かと思いきや、この少女、爆弾発言を次から次へして、お言葉もお下品で、かなり皮肉った映画でした。 色使いや様々な撮影のお遊びがおもしろかった。どっかでやっぱ、Michael Gondryやアメリに通じるところがあったかな〜。 でも、正直今まで全く見たことのないタイプの映画で理解が出来なかったけど。 少女ザジが2日間パリで過ごし最後に、「年をとっただけ」という台詞はドッキリ。 ひとつひとつ思い起こしてみると、少しずつ分かってくる様な…。 社会を洗い出した映画なのかな? Zazie dans le m?tro (1960) Director: Louise Malle
『意志の勝利』
「映画史上最大の問題作と言われている」1934年に作られたナチ党の全国党大会記録映画、『意志の勝利』を見に行きました。 数万人の群衆の中でのパレードに集会にナチ党員の演説、無数のアングルからのヒトラーの画。2時間弱。 結構疲れました 映像が高く評価されているというけど、これは本当奇麗だった。オープニングの空撮もすごいけど、マルチアングルでヒットラーをとらえているのがすごい。日本のウィキには16台と書かれてるけど、確かに軽く16台は使われてる。 軽く高さ10メートルあるような背景の壁にエレベーターみたいなカゴ付けて上下に動かして撮影してたり…レールにカメラ乗せてのドリーショットも結構あった。 後、パレードと一緒に動きながら、かなり高いところから撮影されてたのは、車にはしご付けて撮影したのかな?いや〜、とにかくすごかった。 でも、私が一番気になるのは音声。 どうやってあんなにクリアな音で演説を録音したのか? もちろんマイクはあるんだけど、1メートル以上は離れてると思うのよ。しかも群衆があれだけいるわけだし…、あのマイクであそこまで音が鮮明に録音出来るのか?すごく不思議。 ピンマイクが着いてた?!っで、やっぱりマイクはSennheiser?(ドイツの音響機器メーカー)って思ったけど、1945年に創立されたから、このころはなかったみたいね。 どう転んでも、すごい技術で作られてますね〜。 でも、見ててなんだか知ってるこの編集。って思ったら… うん。私がよくやる企業ビデオと同じパターン。 考えるとちょっと怖いですね。
エンゾ〜
ベルサイユの子に出演したエンゾ役の男の子、すごく可愛かった〜。 あの、演技力と言うか、あまりにも自然な雰囲気。 監督や撮影スタッフの演出もあるんだろうけど、演技じゃなくて、自?っと本当に思うぐらいの演技力。 もちろん映画も良かった。映像が美しい! 予告編を見て、勝手に頭の中で内容を組み立ててしまってたけど、実際のストーリーはかなり違いました。 編集もストレートで、素晴らしかった。 台詞も少ない中、シンプルな長いフィックスショット(固定カメラ)、しかもアップが多い。 本当に本当に簡素に作られているの。 そして最後のあの終わり方! ハッとします。 社会的な問題も取り上げつつな、素敵な映画でした。 ベルサイユの子 (Versailles) 2008年 フランス
バス男
こんな映画初めて見た。 PBSやCBSでニュースレポーターとして活躍してるルーシーが先月ホームパーティーをした時、帰り際になぜかオタク映画の話になり、私が知らないと言ったら、返すのはいつでも良いから絶対に見て。っと言われたのがバス男(原題:Napoleon Dynamite)。 本当にオタク映画。 ちょ〜ゆるゆるで、ださくて、だるくて、つかみ所がないというか…。 彼女とはニュース編集で一緒に仕事をするけど… 「次このカット」、「次はこういう画入れて…、いや、やっぱこれが良いわ」、「ここはもっと短く出来ないの?」、「その作業って時間かかるのね…」 っと言う具合で編集をするんだから、やってる方は本当必死ですよ。 そのルーシーがおすすめするのがこの映画?!みたいな。 ま、プライベートのルーシーはルーシーでまた全然違うのだが…。 たまたま自分で借りちゃってたら、見れてないかもだけど、彼女がこれを見て笑っているのを想像するとよりおかしさ倍増…。 いや〜、でもこれって以外と時間経てば経つほどおかしい。 はまる理由が分かるかも。 この映画はちょっと、チェケラッチョですよ。
エターナル・サンシャインも素敵!
ふ〜っ。 鼻はつまってるし、頭はぼ〜っとしてるし…。 そんなわけで、今日は1日ベッドにこもって、映画を見てました。 Mad Hot BallroomとEternal Sunshine of the Spotless Mind Ballroomは、NYの公立校の子供達がボールルームダンスのコンペティションに出るまでのドキュメンタリー。編集やカメラワークが荒くて、さらにちゃんとしたストーリーの骨組みがないのがアメリカ映画としては意外だったけど、メインキャストが一所懸命踊る子供達だから、思わず見ちゃうし、とてもキュートだった。 Eternal Sunshineはや〜っと見れた。って感じ。もっと元気な時に見たかったけど、返却してまた借りれなくなると悲しいので見ちゃいました。 監督のMichel Gondry天才!映画のストーリーも良かったけど、やっぱ撮影方法が気になって、どうしてもそっちに集中してしまったわ。 ほとんどCGを使わずに、舞台ワークとカメラワークでイフェクトを作っちゃうところが本当本当素敵。 ジムキャリーが子供になっている場面(小さくなってる)はさすがにどうやって撮影してるのかな?って思ったら、奥に行くと人が小さくなって、手前にいると巨人になるように見える、人の目の錯覚を利用していたらしい。 いや〜、さすがです。