今日は5件見に行った。
3件は私が見に行きたい!っと事前にインターネットで調べていた家で、外観は以前にもランスと見に行った家。
私が選んだうちの1件は Foreclosure。
一件目の家はおしっこの匂いがすごくて、私はざ〜っと部屋を見て外へ…。
犬を飼っていたのかなんなのか、さっぱり分からないけど、あれじゃ住めないって…。
二件目はアトリウムがある、南カリフォルニア・スタイルの家。グリーンハウス状態で、すんごい暑くなっていた。だけど、アトリウムにあるプランターもとてもきれいだし、ベッドルームがリビングから離れているのも良いし、木炭ストーブもステキ!
三件目はファーム・ハウス。以前から気になっていた家なのだが、中はキッチンのカウンターもシンクも何もない。とにかく壁しかない家。
かと思いきや、オーナーが突然現れた。ランスと以前見に行った時、外に「外内装工事の○○」と書かれた車が止まっていたので、「この家は自己流工事で作られた家だよ」っと言ってたけど、まさにその通りだった。
本人は離婚したばかりで、所有する財産を手放さないといけなくなったらしく、この家を売る事になったとか…。「色んな可能性がある家だ!」っと誇らしげに言ってくるけど、そりゃ壁しかないからね…キッチンを作る!となればそりゃ色んなパターンが考えられるでしょうに…。もちろん工事は彼が行えるって言うけど、ランスは逆にかわいそうな人だって、あきれてた(苦笑)
四件目は私が一番気になっていた家。数日前に夜にも見に行って、とても静かでお星様がきれいな場所。1階建てで1998年に建てられた比較的新しい家。Short Sale (アルク辞書によると「借金の返済に困った人が債権者と交渉の上、担保物権を売却して売り上げを債権者に渡し、その額では全額返済にならないがそれで了承してもらう取引」)というわけで、Foreclosureよりは全然状態が良い(笑)
実際、今すぐ引っ越し出来る状態。床も壁もきれい!ウォーク・イン・クロゼットがバスルームの中にあるというのがどういう構造なのか?!はたして湿気は大丈夫なのか?ってところだけど、とにかく今までForeclosureの家ばっかり見て来たから、「この家住めるよ!」って言う感動が…(笑)もちろん、自分で内装とかしたくてたまらないランスにとっては、この家はあまり修理する場所がないのがマイナスかもしれないけど、今住んでいる所とも近いので、このエリアは慣れているし、何よりトレイルと子供の公園に徒歩で行ける!私はすっかり気に入った。
そして最後の家は、またForeclosure。表のガラスに何かの玉が当たってひびが入った跡が…。実弾?!とか思いランスに聞いたけど、ビービーガンでしょ。って。いや〜でも、気持ち悪い。
そうそう、あまりForeclosureの家については説明してなかったけど、だいたい床は全部やり直しが必要。場合によっては屋根や壁からの水漏れ、ひびが入っていたり…。もう何年も修復すら出来ない状態の家で、差し押さえられ、場合によっては持ち主が頭に来て家のダメージを増やしたり、バスタブやトイレを引き抜いて売ちゃったりとか、部屋に転がってたりとか、日本人が見たらびっくりする様な状態になっている家が多い。いくら値段が安いと言っても、”Sold as it is” そのままの状態で売られるので、修理は全て私たちがやらなくてはならない。
この家はそこまでひどくなかったけど、ベッドルームが増築されたようで、昔のレンガの壁がそのまま家の中に残っていた(苦笑)
そんなわけで、私はこれで4件目の家の入札を早く決めたい!っと思っているのだけど、多分明日一日、それぞれ見た家の良い所悪い所を表にして、これからの支払いと税金の計算やらなんやらして決めて行く事になりそうです。